備忘の意味も込めた読書の気楽な感想、そしてときに熱い批評を、そう、蜂の巣の様に協力してじわりじわりと大きくしていく。
 
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【2008.01.15 Tuesday 】 author : スポンサードリンク
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夏目漱石
肖像(夏目漱石)1867年2月9日〜1916年12月9日
東京都(江戸)出身 帝国大学英文学科卒業
 大学時代に正岡子規と出会い、俳句に親しむ。大学卒業後、松山中学などの教師を務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東大講師を勤めながら「吾輩は猫である」を雑誌「ホトトギス」に発表。これが評判となり、やがて一切に教職を辞し、職業作家としての道を歩み始め、多くの作品を残すこととなる。晩年は胃潰瘍に悩まされ、「明暗」が絶筆となった。(参考:Wikipedia)
こころ(夏目漱石) こころ(1914年)
【冒頭】私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。だから此所でもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が先生に取って自然だからである。
【背文】親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った“先生”という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公の告白体との対象が効果的で、“我執”の主題を抑制された透明な文体で展開した後期三部作の終局をなす秀作である。(新潮文庫)
★★★★★(shirota 2007/10/27)
ある周期を経て必ず戻ってきて再読する小説があります。それは、太宰治「人間失格」、三島由紀夫「仮面の告白」、井上靖「夏草冬濤」などであり、夏目漱石「こころ」もそのひとつです。今回「こころ」を読んで感じたのは、「私がそこまで傾倒した先生の魅力とは何だったのか」ということです。働きもせず親の残した財産でのんびりと暮らす(もちろんその心の中には大きな闇を持ち合わせているのですが)男のどこに魅力があったのだろうか、と。考えて自分なりにですがひとつの結論に行き付きました。それは、「確固たる逸脱」ではなかっただろうかということです。単純に堕落したわけではなく、何か大きな他人には分かりえない(数少ない人間には強烈なシンパシーを与える)意思による逸脱、が先生の魅力だったのではないか、と思いました。漱石の当初の構想からはみ出しただけに若干の矛盾を含んだ作品となっているようですが、やはりいつまでも何度も読み継がれていく作品に間違いありません。

坊っちゃん(夏目漱石) 坊っちゃん(年)
【冒頭】
【背文】
★★★★(itsuji 2007/12/02)
こんなに有名なのに実は今まで全文は読んでないのでは?と思って読みたかった。文章のテンポが良くて読んでて気持ちいい。最後に清と住めて良かった。



【2007.10.27 Saturday 14:34】 author : Editors
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